まりうさぎが書いたもの

好きなもの多めなオタク気質の主(まりうさぎ)による、妄想/考察/感想/レポートを書き留めたブログ。書きたい時にしか書かない。たまにグッズについて載せたり感想文も。

海外初心者の香港ディズニーデビューレポ

 

2019年 2月13~15日に香港ディズニーランドに行ってきました。

わたしは今回が初海外だったので、とにかくビビりまくり、数ヶ月前からそれはもうありとあらゆるHPやらブログやらを漁って情報を集めました。

色々細かく書いてくださってる方のおかげで随分助かりましたので、今度はわたしが誰かの役に立てればなぁと思い、あと自分の旅の備忘録も兼ねて旅行記を書いてみます。

どうぞお付き合いください☺️

 

 

 

2月13日(水) 初日①

日本から香港ディズニーリゾートまで


●空港に行くまででもう苦戦

わたしは関西住みなので、今回は関西国際空港からの出発でした。

本当はシャトルバスで行きたかったのですがフライト時間的に厳しく、電車を乗り継いで行ったのですが………


JR特急に乗る必要があり、切符を買おうとしたところ

まずみどりの券売機で苦戦し、かと言ってみどりの窓口に行く時間もなく、1本電車を逃してしまいました…

何とか次の電車には乗れましたが、この時はほんとにパニックになりました。

普段JRやみどりの券売機に慣れていない方は要注意です。というかもうバスで行った方が良かったな…。

 

 

関空でもドタバタ

その後猛ダッシュで乗り換えをし、何とか関空まで辿り着いて友人と合流。すでにヘトヘト。

国際線を利用する時は、フライト時間の2時間前には空港に到着しておくのが良いそうなのですが、この時点で10分程押してしまいました。友人すまない………

 

また、この日は平日だったのですが、空港に着いた瞬間に「え?もう香港着いたっけ?」と思うくらい中華圏の方で溢れていました。

海外慣れしている友人も空港の混み具合に驚くほど!

とにかく急いで受託手荷物の列に並びました。

 


キャセイパシフィック航空で手続き

今回はキャセイパシフィック航空を利用しました。

まずカウンター前にあるチェックインの機械(タッチパネル式のものでした)で搭乗手続きをしてから、荷物を預けます。

わたし達は最初 何も知らずにすぐ手荷物列に並んでしまったのですが、途中でスタッフの方が声をかけてくださり、無事手続きを済ませることができました。

 

その後別のカウンターで友人が手配してくれていたポケットWi-fiを受け取り、お手洗いを済ませて外貨両替……をしようとしたのですが、ここもすごい行列!

一旦諦めて、先に手荷物検査と出国審査を済ませました。(これらは案内板通りの場所に進んでいけば大丈夫でした)

また、出国審査は全自動になっていました!

機械でパスポートを読み取り、顔認証してくれます。めちゃくちゃ早かったです。

 


●無事に両替もできました

もう現地の空港で両替するしかないかな~と思っていたのですが、出国審査後のエリアにも外貨両替所がありました!

ここで無事香港ドルに両替できました。

(香港に到着してから両替した方が安く済むという情報もあるのですが、わたしは言葉が通じる安心感を取って、日本で両替していきました)

 

 

●ついに出発

慌ただしくはありましたが、慣れている友人のおかげでスムーズに手続きを済ませることができ、無事飛行機に乗り込んで出発しました✈️

 

飛行機の中ですが、なんと冷房がきいていて、すごい寒かったです。(わたしが特に寒がりの冷え性ということもありますが…)

周りの方は結構ブランケットをもらっており、私達ももらいました。でもCAさん達は半袖でした…すごい。

あと機内の空気も乾燥しているので、マスクがあった方が良いです😷

ネックピローやむくみ対策のソックスなどは、わたしは無くて大丈夫でした。

 

乗り込んで1時間くらいで機内食が出ます。

この時はソーセージかスクランブルエッグが選べました。(全部英語で聞かれるのですが友人が聞き取ってくれました)

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わたしはスクランブルエッグをチョイス。

薄味でしたが温かくて美味しかったです!

デザートにはフルーツとヨーグルト、緑のフタのものはミネラルウォーターでした。

こんなゼリーみたいな器に入ってるんですね😳

 

お手洗い🚻は、色んな方が使っているので綺麗さは……😰でしたが、便座に敷くシートがあったり、手洗い場はお湯が出たりときちんとしている印象でした。

またCAさんは日本人の方も搭乗しているとのことだったのですが、わたし達の近くに来てくださる方は海外の方ばかりだったので、基本は英語で会話していました。

(英語といっても、○○プリーズ ぐらいの簡単なものです)

 

 

●香港に到着!

約4時間のフライト後、いよいよ香港に到着です。

荷物を受け取り、とりあえず出てすぐのところにあるセブンイレブンで500mlのペットボトル飲料を買いました(後述)。

これが海外初買い物のわたし、せっかく両替したけれど不安でカード会計。

店員さんが最後に「ありがとう~」と言ってくださり、パっと見で日本人と分かってもらってるのか!とびっくりしました。

持ち物がディズニーモロ出しだったからかな😂

 

そして入国審査…なのですが、機内では出入国カードが配られなかったので、入国審査ゲート前の机にあったものに記入して持って行きました。

香港の入国審査は対人です。

わたしの英語は中学レベルなので、何を聞かれるのか…とビクビクしてましたが、結局何も聞かれず、出入国カードとパスポートをチェックされただけで通れました。

 

 

●タクシーで移動

空港からはタクシーでディズニーリゾートに向かいます。

わたし達はまずホテルでチェックインを済ませ、荷物を預けてからパークへ行くことに。

空港内の「To city」「Taxi」の表示に従って行くとタクシー乗り場に出ます。

 

タクシーの行き先によって乗り場と車体が色分けされているのですが、ディズニーリゾートに行く場合は緑色のタクシーに乗ります。


乗り場には愛想のいい案内のお兄さん数人が居て、行き先を聞かれるので答えます。

(この時はすぐ「ディズニーランド?」と聞かれました)

パークに行きたいのか、ホテルに行きたいのかしっかり伝えないと間違って連れて行かれてしまうこともあるようなので注意です。

お兄さんからタクシー料金の目安が書かれた紙をもらったら、荷物を積み込んで乗車。

運転手さんはあんまり愛想は良くないです。


ちなみに、事前に調べて知ってはいたのですが香港のタクシーは本当にめちゃくちゃ飛ばします!🚕💨

一般道を高速ぐらいの速度で走るので、シートベルト必須でした💦

酔いやすい人は酔い止めも必要かも。

 

15~20分ほどでホテルへ到着。

タクシー料金は現金で支払います💵

 

 

●いざハリウッドホテルへ

今回はディズニー・ハリウッド・ホテル🎥に宿泊します。

タクシーが到着すると、案内の方が「ハロー!」と扉を開けてくださいました。

めちゃくちゃ優しい対応ですごく安心😭✨

荷物も下ろしてくださいます。

あと、ここで早速ステッカーのプレゼントが!

香港ディズニーリゾートでは、キャストさんがそれぞれにディズニーキャラのステッカーを持っていて、お声をかけたり、お世話になったりするとプレゼントしてくれるんです😳✨

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最初にいただいたのは春節コスチュームのダッフィーでした。かわいい…!💕

早速のディズニーサービスにテンション上がります!

 

●チェックインしてパークへ

今回はわたしの名前でホテルなど取っていたため、海外経験豊富な友人ではなくわたしがチェックイン手続きをすることに。

正直もう心配しかありませんでしたが、

対応してくださったフロントのお兄さんがめちゃくちゃ優しい英語、かつちょっぴり日本語も交えて対応してくださったおかげで スムーズに手続きを終えることができました!神か…😭🙏✨

皆さんほんとに日本人の対応に慣れていらっしゃるのだなと感じました😳✨

 

その後、荷物を預けてホテルからのシャトルバス🚌でパークへ!

(荷物預かり所はエントランス横にあります🧳

 こちらも簡単な英語や日本語で対応してくれます)

 

初日②に続きます👉

リメンバー・ミーブロマイドくじ2!

ファミマにて、リメンバー・ミーブロマイドくじの第2弾が発売と聞いて、またまた行ってまいりました!

 

結果はこちら……

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ちょっと私 引きが強いかもしれない!笑

またヘクターイメルダココがいるー!( ;  ; )嬉し〜!

 

ミゲルくんの後ろ姿も、おじさんおばさん達もめちゃくちゃ素敵です!

またコレクションが増えてしまいました!(*´∇`*)

 

 

【R・M】デラクルスの家族を考える

※読んでくださる皆様へ前書き※
この記事を書く時点での、私のリメンバー・ミー関連の知識は
○映画館にて日本語版を2度鑑賞
○パンフレット、サウンドトラックの購入、鑑賞
○インターネット記事等の検索
といったものになります。
今後関連書籍等が出てきた場合集めていくつもりですが、現時点で足りていない知識がありましたらすみません…。

考察は全て日本語版に対して行います。

また、感想もたくさん盛り込まれると思います。

稚拙な文章ですが、ご一読いただける方は下へどうぞ↓

 

 

 

 

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今回は、スーパースター(だった)エルネスト・デラクルスについて考えてみたいと思います。

 

実はヘクターの曲を奪っていた!と明らかになるまで、死後もずっとスターだったデラクルス。

「成功するためにはどんな事をしても構わない」という考えを持っていて、家族を1番大切に考えているヘクターとは対照的なキャラクターとして描かれています。

 

では、そんなデラクルスには果たして家族はいたのでしょうか?

 

 

個人的にですが、私は彼には家族はいないと思っています。

その理由として、もちろん 彼の言動や振る舞いから"家族の繋がりを捨ててきた"と分かるという事もありますが、

その他にも

「死者の日」にパーティーを開き、続けてサンライズコンサートを開催している

という事が挙げられます。

 

死者たちにとって「死者の日」は1年で唯一 生者の国に戻ることができる日であり、家族に再び会うことができる本当に貴重な機会なのですが、

そんな日にパーティーをしたり、夜からサンライズ(=日の出)までコンサートを開催したりするということは、デラクルスは1日中死者の国から出ていないし、出る気も無いということです。

 

むしろ、生者の国など全く関係なく 死者の国で思いっきり楽しいことをして盛り上がってやる!という、「死者の日」への反抗心のようなものも感じられる気がします…。

つまり、デラクルスは生者の国への未練や思い入れを一切持っていないと考えられます。

もし家族や子孫たちが居るならば、大事な日にこんなことはしていない筈です。

 

また、ミゲルがデラクルスを訪ねたパーティー会場の建物(デラクルスの家?)には、大量のお供え物がありましたが

これらは全てファンからのもので、家族からというのは含まれていないようですね。(ファンが供えてくれる、といったセリフがあった筈)

 

おそらく世界中の熱狂的なファンが、祭壇にデラクルスの写真を飾ってお供えしているのだと思います。

(写真や祭壇が無くても、お供えが死者の国に届くのか?は今のところよく分からないですね。個人的には届いてもおかしくないと思います…!)

 

 

ただ、そうなると

「あなたの孫の孫です」

と言って突然現れたミゲルを即受け入れたのは何でなの?という疑問が新たに生まれますが

これは単純に、「スーパースターのデラクルスは、生前色んな女性と関係を持っていた」…というのが理由ではないでしょうか。

(あまりディズニー映画にふさわしくない理由ではありますが)

 

デラクルスは全盛期に突然の事故で亡くなっているので、

その当時スターの彼に言い寄られて拒否する女性はほぼ居なかったでしょうし、むしろ女性側から寄ってくるというような状況がずっと続いていたのではないかと思います。

もしかしたら死後もそうだったかもしれません。

 

なので、"関係を持った女性のうちの1人が デラクルスの知らない所で子どもを産んでいて、一族が続いていった"と考えたのでしょう。

 

「私にこんな孫の孫がいたのか…」

 

というセリフは、こう考えると自然ではないでしょうか。

 

 

家族も友人も良心も何もかも全て捨てて、ただひとつスターの座を手にしたデラクルスでしたが

最後はリベラ家の絆の前に、悪事を全て暴かれ 死者の国でも生者の国でも忘れられてしまう最期となってしまいました。

 

ヘクターの汚名が返上されたことで、デラクルスはいずれ2度目の死を迎えるかな…とも思いましたが、

ヘクターの名前が出る度にデラクルスの名前も出ることが多いでしょうし、意外と"完全に"忘れ去られるというのは難しいのかもしれません。

むしろ、死者の国で悲惨な生活になり、いっそ二度目の死で消えてしまいたい…と思っても、そうなるまでにずいぶんと時間がかかってしまうのかも………。

まさに、悪事の報いを受けたという感じですね。

 

 

以上、(脱線した感がすごいですが)デラクルスの家族に関する考察でした。

 

 

 

 

リメンバー・ミー ブロマイドくじ!

 

 

ファミリーマート等のプリンターで購入することができるリメンバー・ミーのブロマイドくじ

今日までと聞いて慌てて行ってきました!

 

結果はこのような感じに…!!!!!

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1000円まで!と決めて、1枚300円の2L版を3枚購入したのですが

なんと欲しかった絵柄が

全部出るという奇跡が!!!。゚(゚´Д`゚)゚。

やったーーーーーー!めちゃくちゃ嬉しいです!!!!( ;  ; )( ;  ; )

ヘクターとイメルダがいるのが2枚も…!

そしてミゲルなんて可愛いのか……

そしてそして1番出て欲しかったヘクター、イメルダ、ココ家族のシーンまで( ;  ; )( ;  ; )

 

ほんと嬉しすぎます!!!!神さまありがとう…!!!

どうやって飾ろうかな(*´∇`*)

【R・M】哀しきジョローナを考える

※読んでくださる皆様へ前書き※
この記事を書く時点での、私のリメンバー・ミー関連の知識は
○映画館にて日本語版を2度鑑賞
○パンフレット、サウンドトラックの購入、鑑賞
○インターネット記事等の検索
といったものになります。
今後関連書籍等が出てきた場合集めていくつもりですが、現時点で足りていない知識がありましたらすみません…。
考察は全て日本語版に対して行います。
また、感想も多々入ってくるかと思います。
稚拙な文章ですが、ご一読いただける方は下
へどうぞ↓

 

 

 

 

 

今回は、イメルダがステージ上で披露した曲『哀しきジョローナ』について色々と考えていきます。

歌詞はこちらです↓

 

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『哀しきジョローナ (LA LLORONA)』

 

哀しきジョローナ 空のごとく青き

哀しきジョローナ 空のごとく青き

命さえ惜しくはない あなたのためなら

あなたのためなら

 

高き松の木のうえで あなたを捜すの

高き松の木のうえで あなたを捜すの

松の木さえ涙をこぼす 泣く女を見て

松の木さえ涙をこぼす 泣く女を見て

 

心 哀しみに満ちあふれ ひとり堪え忍ぶ

心 哀しみに満ちあふれ ひとり堪え忍ぶ

あなたを想い泣いた昨日 ああ 今日も涙

あなたを想い泣いた昨日 ああ 今日も涙

 

哀しきジョローナ ジョローナ

空のごとく青き

哀しきジョローナ ジョローナ

空のごとく青き

 

命さえ惜しくはない あなたのためなら

命さえ惜しくはない あなたのためなら

あなたのためなら あなたのためなら

Ay Ay Ay Ah! Ha Ha Ay!

 

※公式サントラを参考に、一部カタカナ表記をアルファベットに直しています。

 

ジョローナ(LLORONA)とはスペイン語で「泣き虫」という意味のようですね。

 

映画館では松雪泰子さんの美声に驚いたこの曲…。ウン・ポコ・ロコに続いてこちらもすごく好きな曲です。

最後の方はイメルダからデラクルスにバトンタッチされてしまいますが、そこもまた良し(笑)

シレっとハモりながら入ってくるデラクルス、こいつめ〜と思いつつもさすがスーパースターやってるだけのことはあるな…となってしまい、何やかんやで好きなシーンです(笑)

 

この『哀しきジョローナ』ですが

イメルダが、「昔は夫のギターに合わせて歌っていた」と話していたことや、歌唱シーンでヘクターがギター演奏を合わせていたことから、

最初はこの曲もヘクターの作曲したものかな?と思っていました。

が、イメルダの声優を務められた松雪泰子さんが、インタビューでこの曲について"メキシコの民謡"とおっしゃっていました。

参照→『リメンバー・ミー』の石橋陽彩と松雪泰子が明かすアフレコの苦労 | NewsWalker

 

もちろん 実際にはこの映画のために作られた曲なのですが、設定として「メキシコに古くから伝わる民謡」ということになっているのだと思われます。

なので、こちらはヘクターの作った曲ではないようですね。

歌詞の感じも他のヘクター作曲のものと比べると、どこか古典的な雰囲気があるので

おそらく訳者さんがヘクター作曲のものと差をつけるため、意図的に雰囲気を変えているのかな?と思われます。

(ヘクターがチチャロンの最期のリクエストに応えた『憧れのファニータ』も似たような雰囲気があるので、こちらも民謡なのかも…?)

メキシコでは馴染みのある曲だったので、デラクルスもオーケストラも、イメルダの歌にすぐ対応できたということなのでしょう。

 

また、ミゲルに呼びかけた時や、ステージで急に歌うことになった時 とっさに出てきたのがこの曲だったことから、

イメルダにとっては1番得意であり、思い入れがある曲だったと考えていいかと思います。

ヘクターもギターですぐ演奏できていたので、

おそらくヘクターが家を出る前、一緒に歌っていた曲なのでしょうね。

 

また、夫がいなくなった後 イメルダは音楽断ちをしてしまいますが

イメルダの状況にまさにぴったりとはまる この曲の歌詞に、自分を重ねて考えたこともきっとあっただろうと思います。

だからこそ、とっさに歌えるくらい思い入れのある曲になったのだと…。

靴職人になり、家族を支えながらどんな思いでこの歌を思い返していたのかと考えると、胸が苦しくなります………

でもその分、歌唱後嬉しそうにしている2人にとってもきゅんとするのですけれど(^^*)

 

…なんだかほぼ妄想状態ですが(汗)

哀しきジョローナに関連する超個人的な考察でした!

 

【R・M】ウン・ポコ・ロコのことを考える

 

 

※読んでくださる皆様へ前書き※
この記事を書く時点での、私のリメンバー・ミー関連の知識は
○映画館にて日本語版を2度鑑賞
○パンフレット、サウンドトラックの購入、鑑賞
○インターネット記事等の検索
といったものになります。
今後関連書籍等が出てきた場合集めていくつもりですが、現時点で足りていない知識がありましたらすみません…。

考察は全て日本語版に対して行います。

また、感想もたくさん盛り込まれると思います。

稚拙な文章ですが、ご一読いただける方は下へどうぞ↓




 

 

今回は、ミゲルとヘクターが一緒に歌った曲

『ウン・ポコ・ロコ(UN POCO LOCO)』について考えてみました。

歌詞は以下の通りです。

 

 

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『ウン・ポコ・ロコ(UN POCO LOCO)』

 

Aaaaaaaay-ay!

空の色は Ay mi amor, ay mi amor (ああ僕の愛する人よ、愛する人よ)

赤色と言う Ay mi amor, ay mi amor

靴を置くのは Ay mi amor, ay mi amor

頭のてっぺんと言う Ay mi amor, ay mi amor

 

君はね un poco loco (ちょっとクレイジー)

ちょこっとね 変なの

君が言うとね なぜか信じちゃう

素敵なことさ

僕だって un poco loco

 

そう locoな君が 僕をおかしくする

訳がわからず 気ままで自由

頭ぐるぐる

君は un poco loco

 

" 彼は un poco crazy 頭ぐるぐる

  彼は un poco crazy 頭ぐるぐる

  彼は un poco crazy 頭ぐるぐる

  彼は un poco crazy 頭ぐるぐる "

 

Un poqui-ti-ti-ti-ti-ti-ti-ti-ti-ti-ti-ti-ti-ti-to loco!

(ほんのほんのほんのちょっとだけクレイジー!)

 

※公式サントラ歌詞を参考に、カタカナ部分を原曲のアルファベットに直し、()内に日本語訳を書いています。

 

 

ウン・ポコ・ロコ(Un poco loco)とは、

スペイン語で「ちょっとクレイジー」という意味だそうです。

ちなみにGoogle翻訳で検索すると、「少し狂った」と出てきます(汗) 結構強めの言い回しということでしょうか…。

歌詞の中では割と広く解釈され、"自由奔放"のような意味合いで使われているみたいですね。

 

この曲は、リメンバー・ミー初鑑賞の際、ミゲル役 石橋陽彩くんの歌声があまりに澄んで美しくて、衝撃を受けたと同時にとても大好きになった曲です!

ヘクター役 藤木直人さんとの2人のハーモニーも、聴いていてすごく心地がいいですよね。

お互いにちょっとどうかな…と思っていた相手と、一緒にやってみたらすごく楽しいことが起こった!という、ヘクターとミゲルの心が通じ合っていくのが素敵なシーンです。

(あと超個人的ですが、「君は un poco loco」の時、ヘクターがミゲルに指をクルクルするジェスチャーだけで"回って!"と伝える所がすごく好きなんです…!!!あの絶妙な阿吽の呼吸がたまりません…!)

ちなみにヘクターのダンスは、「サパテアド」というメキシコのダンス様式だそうですよ。

 

さて そんなこの曲ですが、

リー・アンクリッチ監督がTwitter上で

「ヘクターが作詞作曲を手がけた曲である」という裏設定を公表しています。

さらに、

「ヘクターがイメルダのために作った曲」であること、

「歌詞はイメルダを意識して書かれている」ことも明かされました。

 

ヘクターがいつ作った曲なのかは分かりませんが、ミゲルや観客がよく知っていることから、ヘクターの死後 デラクルスが自分の曲として世に発表したものなのだと思います。

 

劇中でのイメルダは、

とにかく肝っ玉かあさんというか 家族を守るために強くあろうとした女性として描かれ、気の強い所が色んなシーンで見られましたが

歌詞を見ていると、自由気ままで無邪気な一面もあったのかな?と思われますね。

2人が結婚する前か、結婚してすぐの ココが生まれる前くらいのイメルダをイメージしているのかもしれません。

というか イメルダが家族を守るために奮闘し始めたのはヘクターが出て行ってからだったようなので、そこから性格が変わっていったのかな…とも考えられますね。

気の強い性格になっていったのを、死者の国で再会するまでヘクターは知らないままだったのかも…?

 

となると、やっぱり作曲したのは家を出た後だった…と考える方が自然でしょうか。

 

仮にイメルダが以前からこの曲を知っていたとしても、

ヘクターが居なくなった後 音楽断ちをしてしまったので、デラクルスが曲を盗んだことには気づかなかったでしょうね。

 

"イメルダのための曲"だと思って改めて聴くと、

Ay mi amor, ay mi amor (ああ僕の愛する人よ、愛する人よ)

という歌詞がジーンときます…。

ヘクターとイメルダ夫婦、とても大好きなので 今後も色々と考えていきたいと思います。