【大ベルセルク展/大阪】に参戦して思ったこと
※感想文です。詳細のレポではありません🙏
2021.12.23 に大阪ひらパーで開催されていた
大ベルセルク展に行ってまいりました
以下はInstagramに載せた長文そのままなのですが
こちらにも置いておきたく、再掲失礼いたします
少しですが撮影OKだったフィギュア達の写真も
一緒にアップいたします📷
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三浦先生の原画は、
とにかく溢れるエネルギーがもの凄く
ずっと惹きつけられて
中々1枚の前から動く事ができませんでした
入場してから結局展示場の中に3時間おり、
その間立ちっぱなしだったのですが
とにかく夢中で、何なら出た後は
足より目の方が疲れていたくらいでした
エネルギー当たりのような状態になって
頭がボーッと、ふわふわする感覚が
しばらく続きました
圧倒的画力はもちろんのことですが
中でも特に
ホワイトの使い方が猛烈に巧すぎると感じました
どの原画でも
ホワイトの光が効果的に配置されすぎていて
あると無いとでは
画面の説得力が全く変わってくるのだと…
本当に光と影のプロフェッショナルというか
この世で目に見えているものは
全て光とその影であり、
光と影を描くことが絵を描くことなんだと
今までにも何度か聞いたことのある言葉でしたが、
感覚としてストンと腑に落ちました
原画から滲み出るパワー、エネルギー、圧
ぴったりくる言葉がうまく出てきませんが
とにかく胸に迫るものがありました
1枚にかけられた技術と情報量が多すぎて
いつまでも見ていられる魅力がありました
また、最後の画像は
三浦先生と親友で同じく漫画家でいらっしゃる
森先生のツイートのスクショなのですが
このお話を来場前に読むことができたおかげで
線の変化に注目することができました
もちろん連載開始当初から
ずば抜けて絵が上手いのですが
本当にゾッド戦辺りから線が決まっている、
と感じるようになり
1本1本が強く、迷い無くなっていました
コミックスで読んでいた時は
「少し絵柄が変わったな」
くらいに捉えていましたが
原画で見ると本当に力強さと迫力が
全然違っていて驚きました
これだけ上手い方でも、
描き続けているうちに更にまた掴むものがあり、
成長し続けていくのだと思うと
人ってこんなに絵が上手くなれるんだ、
マンガが上手くなれるんだと
ただただその凄さを感じました
こんな素晴らしい原画を目の前で見られて
心の底から感動しましたし、
もうこの技術が永遠に失われたのだと思うと
心の底から悲しかったです
展示の1番最後のエリアでは
三浦先生のインタビュー動画が流れており
優しくて楽しいお人柄が伝わってきました
こんな朗らかな方から
あんなにもダークな話が生まれるのか…
と震えましたし
素敵な笑顔で嬉しそうに まだまだ頑張ります、
とおっしゃっていたのに
もうこの世界に三浦先生は居ないなんて
全く信じられない気持ちでした
別の作品の名前を出して恐縮ですが、
ジョジョの奇妙な冒険 第6部に出てくる
DIOの言葉で
「すぐれた画家や彫刻家は
自分の『魂』を目に見える形にできる」
というものがあります
この日原画を拝見していて、この言葉を思い出し
ああ本当にそうだ、と感じました
紙面から感じる力は全て本物で
先生はずっとここに生きているのだなあ と
三浦建太郎先生
大傑作をこの世に生み出してくださって
本当にありがとうございます
最終的にやっぱりこれしか言えないです
わたしがベルセルクを好きになったのは
本当にここ1年くらいでのことでしたが
短くても先生が執筆されている間に
追いかけることができたのは
とても嬉しくありがたく思います
これからもずっとベルセルクが好きだし
ずっとずっとガッツのことを応援しています
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長文でしたが、読んでくださり
ありがとうございました。
↓インスタの方は更にたくさん写真載せております
