“岸辺露伴 ルーヴルへ行く" ネタバレ感想,考察
映画ルーヴルまじで良かったですね
現時点で5/26の初日と、6/2の計2回観ております
もっと観たいよ……石油王になりたい
Twitterなどではまだネタバレを呟けないので、
耐えきれなくなった分をこちらに書き殴ります
時系列バラバラ、感想と考察ごっちゃで
とにかく脳内整理のために
思いつくまま書いたものになります
また追記で増やすかもしれません
ご興味ある方のみどうぞ!
※ただの一介のオタクによる
完全なる独り言である事をご承知の上ご覧ください
↓以下ネタバレ注意↓
骨董屋(故買屋)さん2人にヘブンズドアーする時のポーズが原作ルーヴル表紙のジョジョ立ちなのやべえ〜〜〜〜ッッ 物語の始まりを感じるッ!サラッとジョジョ立ちを動作に組み込んでくるのかっこよすぎ
このお2人毎回露伴先生の地雷踏んで毎回怒らせて毎回本にされてるのうらやましすぎる(キモオタ)
オークション会場での泉くんのペースには不満げだったくせに、お家で今自分が熱心に調べてるものに泉くんも興味持ってくれた途端 嬉しそうに色々見せて解説してるのかわいいね先生
美術スタッフさんがイカの扱いめっちゃ苦労したっておっしゃってたのパンフで見たから、先生のお部屋で元気に泳いでるの見て感慨深かった イカ……
まじでHP作って岸辺露伴の取材旅行記見られるようにしてくれへんかな
あとサントラを出していただけないでしょうか
露伴先生と蜘蛛が一緒に映った時、味みるんじゃないかと思ってマジでハラハラした 心臓にわるい
"ルーヴル"と聞いた泉くんと若露伴先生の
「それって…あのパリの?」
って台詞わざと対比にさせてるんだろな
露伴先生(現)は「それ以外にあるか?」とか言うてたけど奈々瀬さんはそんなん言わんかったよ先生 ねえ
まじで先生のおばあちゃんの原作再現度高すぎて好きすぎる
あと先生形見のグラサンかけてルーヴル行くの何ですか急に?好きです
あれ似合うのすごない?劇中3人かけて3人似合ってるの何?
エマさんが道端の子ども見ないように、見ないようにってしてるのパンフ読んで2回目改めて見てああ……ってなってしまった………エマさん…
泉ちゃんがルーヴルの事考える時に毎回見てた写真、ドラマシリーズから持ってたやつがお父さんのやつやなんて思わんやん……なにその伏線…………すごい……………
モナリザの所行った時、先生モナリザをめちゃくちゃ見るんかなと思ったら速攻で背中向けたのわろた
さすが露伴!オレたちにできない事を平然とやってのけるッ!
(追記: フランスに滞在されてた方から教えていただいたのですが
モナリザに背を向けると、向かいにめちゃくちゃ大きいナポレオンの戴冠式の絵が飾ってあるんだそうです…!知らなかった!!!
露伴先生ナポレオンの絵の模写をしてたのかな…!?それか全体を見渡して館内のデッサンしてたのかな!?!?解像度が爆上がりしました有益情報を本当にありがとうございます😭🙏✨)
ていうか先生フランス詳しそうだったけど、ルーヴル自体は普通に何度か来たことある感じなんだろな
初なのは泉くんだけだったのかな
エマさんが黒い絵を見て、"後悔"に襲われたにも関わらず助かったのは
作中最強レベルのヤバいもの耐性を持つ泉くんに保護されたから……とわたしは解釈しております
泉くんの存在ってほんとに何というか…この作品における明るさと温かさの象徴というか…救いだよね…
2人のシーンほんとにすき
奈々瀬さんは絵に憑いてる存在で
ずっと絵と共に居て
露伴先生のおばあちゃんが蔵から絵を動かし始めたのがきっかけになって現れたのかな…と思ってる
奈々瀬さんの気持ちずっと考えてしまう
悲しみ、苦しみ、夫への愛、自分の病のせいでという罪悪感、樹液のことを教えた後悔
絵の邪悪な力を止めたい
仁左衛門の怨念を昇華させたい もう終わらせたい解放してあげたい
辛い 苦しい どうすれば良いかわからない
楽になりたくても離れられない
助けてほしい
誰かに縋りたい
精神ぐちゃぐちゃだったろうな
こんな状態のまま250年+若露伴が現露伴になるまでの年数ずっと
夫の怨念と一緒に在り続けて
仁左衛門だってこんな風になりたかった訳じゃあないのにな……
これだけ苦しい状況で、若露伴くんが現れたらそんなんさ……縋ってしまうよね……無理もないよな……………
露伴と仁左衛門は似ている、見た目だけでなく精神性も
だから奈々瀬さんにとって露伴は特別な存在だったと思う
奈々瀬さんの目をよく見ていると、露伴を見てるようで見ていない、露伴を通して仁左衛門を見ていると感じる
あの樹液は人を狂わせる魅力?魔力?みたいなものを持っているのか
人の強い想いを狂うほど増幅させる力を持っているのか
どっちなんだろう どっちもかな
両方違うかもしれないな
でも仁左衛門は自分の精神と樹液との両輪で狂気に堕ちていった感じがする
元々狂気の種になり得るものは持っていた人だと感じる
露伴先生も同じようなものを持っていて、
でも先生はいつもギリギリの所で踏みとどまれるけど
仁左衛門は踏み越えてしまった、そんな感じがする
自分の納得できる黒で描きたい、病に伏せる妻を助けたい、どちらも本心だったはず
絵への探究心も妻への愛も、両方大切だっただけなんじゃあないのか……………でも黒への執心が暴走し始めて、最悪のタイミングでお役人達きちゃって……
いやしんど…仁左衛門のことも考えるのつら…………
最後に奈々瀬さんと話した時、
白いタイをしてたのは 露伴先生なりの敬意の表れなのかな
ルーヴルの時のシャツじゃなかった(と思う)けど、タイはきっちり締めてたもんね
最後に切り裂かれた原稿が綺麗な状態で露伴先生の所に戻ってくるの、
黒い絵から解き放たれた奈々瀬さんが、やっとあの原稿を描いてくれた露伴先生の行動を、気持ちを、純粋に喜べるようになったって事なのかなと思った
見てくださった方ありがとう(メルシーボークー)